諦めないといいことありそうな話

皆さまお久しぶりです。書きたい書きたいと思いつつ、いつも夜中に更新していたせいで眠気に負けてしまい、書きたい話がたまっていくばかりでした。でも今日は大丈夫。お洒落にカフェでラテ飲みながら書いてるから。ノリノリです。

というのも、ノリノリで書きたいくらいの話があるからここまで来たわけなんですが。

今日は、つい先日、私が生まれ育った札幌に帰省していた時に起きた大地震の話をしようと思うのです。でも、大地震がいかに大変でつらくて...みたいな話がしたいんじゃありません。大地震が起きた時の自分の行動から、「自分がいかにいつも諦めているのか」をバチボコに見せつけられたので、その話をしようと思います。今日のナガイはちょっと真面目。

話は9月6日の午前3時にさかのぼります。

ここから私の諦め、というか、考えなしのヘマがはじまります。

その日、夜中寝ていたら、ふと世界がグラグラと揺れだしました。震度5弱、人生で初めてレベルの大きな揺れ。さすがにドキドキしましたが、周りは停電しているくらいであとは特に問題もなく、私と親は1時間ほどしてすぐに眠りにつきました。

...帰りの飛行機のことを全く考えずに。

実は私、9月6日に大好きなK-POPアイドルseventeenのコンサートに行く予定でした。そのために6日の朝9時半の便で東京に帰り、夜に参戦するつもりだったんです。(これからは最低でも前日に帰るべきだと肝に銘じました)

ですが、停電や断水を伴うここまで大きな地震で空港が通常通り動くはずもなく、乗るつもりだった便は欠航、新千歳空港は終日閉鎖。賢い人は夜中のうちに飛行機を取り直していたことでしょう。愚かな私はそれに気づかないまま眠ってしまいます。ここで私の諦めヘマがひとつ。

次のヘマは9月6日の14時。新千歳空港が閉鎖、旭川空港もパンク状態であることを知った私と親は丘珠空港に一縷の望みを託しました。

丘珠空港では、JALが提供する釧路を経由して東京に到着する便と、フジドリームエアラインズが提供する静岡まで行ける便がありました。JALは釧路まで行ける便にはキャンセル待ちながら乗れそうであるものの、釧路から東京までの便もキャンセル待ちであることから断念。

フジドリームエアラインズでは、親のフォローもあり待機列1番になることができました。空港の方が仰るには、「20～30人分くらい空席があるからここに並んでいれば大丈夫ですよ」とのこと。しかし、その言葉に慢心し、ただ並んでいた私たちはまだこの事態の恐ろしさを理解していなかったのです。

その後、待機列の私たちがチケットを買い始められるころには、もうネットですべての予約が埋まっており、キャンセル待ちに。その上なんの罰なのか、使用する機体が通常より小さい機体に変更されてしまいます。それにより8人ほどキャンセル待ちが出てしまい、待機列1番だった私が9番目に。一応キャンセル待ちの手続きをしましたが、それで東京に帰れても、seventeenのコンサートには間に合いません。もう無理だと諦めて、家に帰りました。

ですが、家でフジドリームエアラインズに「待ってれば乗れるって言ったじゃん！！」などとぶつくさ言っているところに電話が。なんと、「キャンセル待ちで2席空いており、お乗りいただけます」とのこと。諦めてしまった私は帰るチャンスを失います。これが2つ目のヘマ。

3つ目のヘマはそのすぐあと。とにかく帰る便を取らなければ！と頑張った結果、東京行の便のチケット戦争に全く勝てず、とりあえず新千歳空港からの札幌→仙台便を取ることに成功します。でもこれもあとから思えばヘマですね。キャンセル状況は刻一刻と変化し、そのたびに数席ずつ新しい席が出てくるので、頑張れば東京行も取れたはずなんです。でも、諦めてしまった。すっかり安心した私はその日は親とのんびりし、停電の影響もあって19時頃に眠りました。

後悔したのは次の日、9月7日の朝でした。早く寝てしまったために21時半頃に航空会社から来ていた「お客様の乗るご予定だった仙台行が欠航になりました」との連絡に気づかず、またチケット戦争に出遅れてしまいます。

この日は欠航になったチケットも持っていることだし、とにかく空港に行ってみようと10時過ぎに家を出ます。そして昨日のように並んでいるうちにチケットが取れなくなってしまうことを恐れ、9月9日の東京行を取ります。(今から思えばこの姿勢もまだまだ弱いですね。4つ目のヘマ。)

それから2時間ほど並んでいた時のこと。諦めている自分に気づく最大のイベントが起こります。

こんな緊急事態で2時間も列に並んでいれば前後の列の人とだんだん仲良くなっていくわけなんですが、私の後ろには70代の女性と大学生が並んでいました。途中から、女性が大学生の力も借りながらキャンセルになったチケットを求めて戦争をしていることに気づきます。女性はタブレットでチケットページを永遠に更新しながら、たまに出てくる空席を必死に抑えようとしては、慣れない操作に手間取り失敗する...ということをずっと繰り返していました。昨日チケット戦争で「22人がこのページを閲覧しています(＝22人と1枚のチケットを奪い合っています)」という状況で失敗した経験を持っていた私は、見守りながらも「どうせ無理だろう」と思っていました。

ところがどっこい、なんとその女性、14時過ぎに15時ちょうど発のチケットが取れたのです！たぶん14時になって発売期限を過ぎたチケットが大量にキャンセルされたのでしょう。その女性は私たちにお礼を述べながら颯爽と去っていきました。

さすがにその姿に感化され、私もチケット戦争に再び参加。夜の20時発のチケットを取ることに成功します。しかし親の「もっといいのないの？」との声にもう一度チャレンジ。そこでとうとう私もさきほどの女性と同じ、15時ちょうど発の東京発をとることができたのです！！！

なんとか支払いを済ませ、すぐに搭乗手続きも終わらせて搭乗。乗ってしまえば早いもので、16時半頃には東京に着いていました。

めちゃくちゃ長くなりましたが、これが私の札幌脱出の失敗の記録です。

様々な理由があったとはいえ、どのタイミングでも気づけば無意識に諦めていた自分。

そのせいで、いかに時間と労力を無駄にしたかわかりません。

災害時に親を一人ぼっちにしないで済んだということはよかったですが、親を振り回してしまったことも事実です。

この経験を活かし、行けなくなってしまったseventeenのコンサートは絶対に諦めないと誓い、1分1秒を争うチケット戦争でしぶとく生き残り、最終日(9日)のチケットを手にすることができました。結果的に、もともと参戦するはずだった席よりもずっといい席で楽しむことができ、諦めなかったおかげでこんなにいい経験が出来たのか...と思っています。

...はい。自分でも読み返すのが面倒くさいくらい長く書いてしまいました。

でも本当に、今回の経験を通して、自分って日々のなかでこんなにも諦めていたんだな、と思いました。本当に恐ろしいほどにです。同時に、ひとつひとつは小さなタイミングでも、それをすべて諦めなければ今よりもどんなにか素晴らしい日々が待っているのかもしれないぞ。そう思わされました。

だから、今は、本当に小さなことでも少しずつ諦めないように過ごしているつもりです。どれくらい違う日々になるのかは、きっともう少し経たないと気づけないでしょうが。たぶん、今までよりはよっぽどすっきりした毎日になっているはずです。

以上、諦めないといいことがあるかも、と思わされた話でした。

皆さんも、諦めなければ今よりもうちょっと楽しい日々が待っているかもしれませんよ！！なんてね。

世界には自分に似ている人が３人いるらしい

なんと２日連続で気づいたら３時を過ぎてますね。こんばんは。今日は友人と我が家でイカをしながら語らっていたらこんな時間になってしまいました。ケンタッキーを喰らい、ビールを飲み、セブンのコンビニスイーツのみたらし団子を食べ、あたりめも食べ...食べに食べました。ぜんぶめちゃくちゃ美味しかったです。

ちなみに、イカでよく使うブキはボールドマーカーです。フレンドも募集中です。

そんなこんなでひとしきりイカをやり終え、さあ寝ようかという話になり友人の前でメイクを落としていたら、「あれだね、すっぴんが安藤サクラの方面だね」と言われました。今までの人生でそんなことを言われたことがないので、まったく似ていないと思うのですが、ちょっと嬉しいですよね。安藤サクラさんには全力で土下座ですね。失礼いたしました。

安藤サクラさんといえば、映画「万引き家族」での演技が鮮烈に印象に残っています。樹木希林さんやリリーフランキーさんなど、ほかにも素敵な俳優さん方が総出演されていたのですが、その中でも安藤サクラさんの表情が忘れられません。特にラスト数分の長回し(っていうんでしょうか？)中の仕草、顔つきは、言葉にならない感情が溢れてこちら側まで伝わってくるようでした。映画「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」の猫好きコラムニストの役もすごくすごく大好きでした。他にも気になっている出演作品はいくつもあるので、今度まとめて観てみようかと思います。

...今思い出したのですが。私、むかし映画「バクマン。」を観たとき、一緒に観た友人に「新井浩文に似てるね」と言われました。いやそれ褒めてます？喜んでいいんですか？いや、新井浩文さんも好きな俳優さんなんですが、バクマンの役柄的にも、こちとら一応女の身でそれを言われてしまうとさすがになんとも複雑な気持ちになりませんかね？

(以下の写真は平丸一也役の新井浩文さんです)

それから考えると、似ている芸能人の性別が男性から女性に変わったことはナガイ的にも大進歩なのかもしれませんね。これからは石原さとみに似ていると言われるようにせいいっぱい頑張っていきます。調子に乗りましたごめんなさい。

「世界には自分に似ている人が３人いるらしい」とよく言われますし、せっかくだからもう１人も知りたいですよね。誰か私に似ている人をご存知の方、ぜひ教えてください。

それでは今日は少し短いですがこのへんで。最終的には深夜４時。ラーメンが食べたくて食べたくて仕方がないので、目が覚めたら友人と食べに行くことにします。おやすみなさい。

たのしい人生論

こんばんは。もしかして、おはようございます、なのかな。

もう夜中の３時になってしまいましたが、こうしてPCの画面にむかってぱちぱちとキーボードを叩いております。こんな時間まで起きていると、夜ご飯にもりもり食べていたはずのもんじゃ焼きももう胃の中で落ち着いているので、おなかがすいてきちゃいました。さきほどカロリーやらなんやらを諸々考慮して梅干しをひとつだけつまんだので、梅干し１個分のエネルギーが切れるまで頑張って書き進めていきたいと思います。

今日はこの間まで私が行っていた８時間笑顔で突っ立つバイトについて書こうと思います。...とは言っても、バイトの内容の話ではなくて、そこに同じアルバイトの仲間としていたスタッフさんたちの話です。時間帯や日によって顔ぶれは異なるので、おそらく１０人以上はいたと思うのですが、そのスタッフさん方、話をすればするほど面白い方たちばかりだったんです。皆さん私が考えたこともないような生き方を選んで、私の知らない世界で生きている方でした。

とあるホテルの調理場をたった１人で切り盛りしたのち転職、現在は主婦をしながら、昼間は幼稚園の給食を作り、夜にはバンドのギターボーカルとしてスタジオに立っている人。

同世代の友人たちが働いていることに少し焦りを感じつつも、韓国の大学院に留学して教育について学んでいる人。

普段は女子校で非常勤講師として現代文を教えながら、それとは別に大学院にも通っている人。

大学付属の書店で働き、家では２匹の猫を飼ってギターを弾きながらまったり暮らしている人。

バリバリ働いていた時期を経て、結婚を機に主婦の楽しさに気づきそれを存分にエンジョイしている人。

大学１年目、ギターをかき鳴らして独り至高のテクニックを練習しつつ、週末にはサイクリングを楽しんだり、最近は家で日本画を独学で描き始めるなど、たくさんの趣味に溢れた人。

音楽大学に通って、日々ピアノと自分とに向き合い鍛錬を積み、将来は趣味で習うタップダンスと自身の演奏するピアノの可能性に賭けてみようかと考えている人。

他にもたくさん素敵な人がいて、皆さん何か大好きなものにハマっていて。

私はそんな皆さんから毎日推しジャンルについて教えてもらいながら、ひとつひとつ新しい扉を開けていたような気がします。

当然ながら、私は１通りの人生しか歩んできていないわけで。

迷って悩んで捨てた選択肢もあったけれど、今回のバイトでお会いした皆さんの生き方は、私の選択肢に浮かんだことのないものばかりでした。

そんな、私にはない未知の選択をしている皆さんが楽しそうに人生を生きている姿を２週間目の当たりにした今、「ああ、こんな風にも生きていけるんだなあ」としみじみ思うとともに、なんだかワクワクしてきているんです。

常に自分がやりたいこと、自分が楽しいと思うことをブレずに自分の中心に据えておければ、他の人とは生き方が違えど最高に楽しい人生になる。

ずーっとワクワクしながら生きていきたいなあと思いました。

とりあえずは来月に入る賃金にワクワクしていようと思います。

...と、いいタイミングですね、この辺りで梅干しのエネルギーも切れてしまいそうです。

明日(というかもう今日ですね)を最高に楽しい日にするために、今日はもう休むことにします。なんだか書きたかったことを書けたような、結局書ききれなかったような...。また更新していきますね。それではおやすみなさい！

８月２０日

頭の中に考えが浮かんでは来て浮かんでは消えするので、忘れてしまわないうちに書き留めておきます。

まずは私のスマホをぶち壊したいというお話から。いきなりすみません。

今日は映画館でオーシャンズエイトを観てきたのですが、最後も最後、エンドロールが流れ終わったあたりで急に私のスマホが鳴ってしまいまして。映画館でのマナーに厳しい専門家の私は、いつもスマホは機内モードにして、万に一つも音の鳴ることがないようイヤホンを挿しているんです。なのに、最近替えたばかりの高性能スマホ氏はイヤホンをも超越して音を鳴らす機能を身に着けていました。そんな機能いらん。いますぐ取っ払ってください。しかもなんのお知らせかと思えば明日のお天気(晴れ)を教えてくれていました。呑気なもんです。

映画館といえば私は席運がめちゃくちゃ悪いことで有名(?)なのですが、今日も素晴らしい席運を発揮しました。まあ今回はそんなに悪くなかったんですけどね。私の両隣だけ、大笑いする女性たちだったってだけで。おかげで私も笑いやすかったのでいいです。普段はキスするカップル、上映中永遠に話し続ける海外旅行客、５分おきにスマホをつけ消しする男、わいわいするお子さん、じゃがりこを食べるおっさんなどの愉快な仲間たちに両脇サンドされるので今日は全然いいほうです。っていうか今日は私がスマホを鳴らしてしまったので何も言えません。

ちなみにオーシャンズエイトはえぐいくらい面白かったです。噂通りケイトブランシェットが全世界を抱いてましたので、女性も男性も観てください。

観終えてから痛烈に感じたのは、バイト終わりのクソダサい服、髪はゴムで結んだ跡も付いたままな格好で観るべきではなかったってことですね。とりあえず明日めちゃくちゃにイカした服を買いにいこうと思います。友人の言葉を借りれば「今の私はこれからの私のなかで一番若い」ので。短い人生、もっと生き急いで行こうかなと思います。私の生き急ぐは普通の人がゆっくりお散歩するレベルなのでそれでちょうどいいでしょう。街中でぽてぽて歩く人たちを追い抜かすようなスピードで生きていきたいと思います。今だけは。

そういえばさっき映画館を出るとき、カップルの彼氏さんがエレベーターの扉を開けたままにしてくれました。ありがとうございますと言いながら降りたわけですが、人の気遣いには毎日キャパがあるななんてことを考えました。たとえば私はここ最近毎日８時間笑顔でバイト先で突っ立っていたわけですが、そうすると、帰り道いつもより周りの人に気を回せないんですよね。コンビニの店員さんとか、電車で一緒になった人とか。そのキャパは人によって違うと思います。1日中気を回せる人、4時間くらいしか保たない人。でも、バイトしててたまに態度が悪いお客さんが来るのは、その人がいつもイライラしてるとかではなく、どこか他の場所でニコニコと頑張っているからなのかもしれないなあと思うようになりました。もちろんだからと言って態度悪いのはよくないですけどね。私もいつでもニコニコできるようになりたいです。精進。

帰り道を歩いていたらデパートの垂れ幕が見えました。私が２週間バイトで突っ立ち続けたあのイベントの垂れ幕はもう取り外され、早速次のイベントの垂れ幕がかかっていました。なんだか切なくなりました。何の感慨もなく別れてしまったバイトの皆さんにちゃんと挨拶しておけばよかったかなと頭の隅によぎりましたが、振り向かずにさっと別れていくのもオーシャンズみたいで悪くないですよね。そう思うことにしました。

めちゃくちゃ長くないですか？最後まで読んでくださった方がいらっしゃったらありがとうございます。こんな感じでもさもさ書いていきますので、お暇なときは読んでくださったら嬉しいです。これからもよろしくお願いします！！！！！ね！！！！！

はじめまして

とにかくわーっと文章を書きたくなったのでブログを作りました。

おもしろみとか、読んだ人に何かを伝えたいだとか、そんなことは特に考えずに、ただただ書きたいことを書きたいように綴ります。

なんでこのブログを作ったのか、どんなことを書きたいのかは一応考えてあるんですけど、そんなことよりはやく今日の話がしたいのでここはおいおい書き足していくことにします。

...思い出したら。そのうちに。たぶん。そう遠くないときに。